春が近づいてきました。
健康診断の季節です!
この時期、繁殖犬のみならずペットちゃんたちも我が家の子たち全員が一斉に健康診断を診断を受けます。
具体的には
心電図/胸部レントゲン・心エコー/腹部レントゲン・エコー/尿検査/一般採血/眼検診/フィラリアチェック
ケネルクラブ等で推奨(当ケネルのPolicy)はされていなくとも、ゴールデンレトリバークラブなどでは注意喚起されている、ゴールデンに多いとされる病気のチェックもしなくてはいけません。大動脈弁狭窄症やてんかん、また脾臓などにできる悪性腫瘍、そして以前から眼検診でチェックはしていましたが、英国ゴールデンレトリバークラブがBVA/KC(英国獣医師会と英国ケネルクラブ)のEyeスキームを受けて、繁殖犬は以下3つの除外をするようになりました。
PRA(進行性網膜萎縮症)に加え、HC(遺伝性白内障)、MRD(多発性網膜変性症)の3つとなりました。
詳しくは当ケネルのPolicy 眼検査をクリックして下さい。
視力障害はQOL(quality of life)を大きく損ないます。
純血種はどうしても遺伝病が多く、またゴールデンは遺伝子プールが少ない犬種です。
いかにして遺伝子の多様性を残しつつ、遺伝病を減らし後世へとつないでいくか。
QOLに大きく影響する疾患の排除と、そうでないものへの寛容性が必要となるのだと思います。
英国ゴールデンレトリバークラブの締めくくりの言葉は
「ゴールデンの最も大事なことは、ゴールデン本来の美しさであることを見失ってはならない」
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