先日ニュージーランドの先生のセミナーを視聴しました。
内容がタイムリーに、子犬の早期社会化について。
まあ、大体はよく言われていることですが、まとめてお話ししてくださってたので、良い再確認になりました。
*子犬の充実した環境
*母犬と長く多く触れ合う子犬
*マイルドかつ必要なストレス刺激
*適切な時期に適切な刺激
によって、成犬になったときの適応力も上がり、恐怖心・攻撃性が少なくなる。
(もちろん遺伝・犬種にもよります)
つまりペットショップやバックヤードブリーダー(素人繁殖者)、繁殖場のような環境では、
このようなアドバンテージはもちろん獲得しにくいものですね。
我が家のお母さんたちは、結構子犬ちゃんたちをしっかり見てくれます。
ちょっと足りないな〜と思った時は、他の母性のある子たちで代わりをしてもらうこともありました。
ガーディアンの犬の存在は必要だろうな、と直感的に感じていたので、昔からそうしていました。
甘えさせてくれて、面倒を見てくれるオトナわんこの存在で、小さな兄弟姉妹だけでいる環境よりも安定します。
*ハンドリング
10年ほど前のブログにも書きましたが、離乳前から、子犬ちゃんたちを撫でたりブラッシングしたり、時にはちょっとストレスを感じる触り方をしたりして神経発達を促したりもしてます。(このセミナーではそれについてのリサーチでエビデンスはなかったが、良い結果をもたらすであろうと述べてました)これは離乳後も必要です。「スーパードッグの育て方」(題名がどうかと思うがw)という本をもらって、そこに書いてあったことでした。
漫然と子犬ちゃん生まれた、ご飯あげる、かわいい。だけではブリーダーの育て方とは言えません。
シリアスブリーダーたちは、血統やスタンダードに拘るだけでなく、おもちゃの段階も分けたりするし、良い子に育つように目が開く前から色々と考えて育てています。